兆香代表、栗林のプロフィール

学校を卒業してすぐ、私は建築塗料販売会社に勤め、そこで修行を積み塗装の職人となりました。
当時は建設ラッシュと重なりかなり忙しかったと記憶しています。
その後、景気低迷と共に仕事が減っていき、知人の紹介でとある葬儀会社に勤め始めたのがこの業界に入ったきっかけです。
この業界に入るときはかなり悩みました。その業界の大変さを常々聞いていたからです。
しかし、誰かがしなければいけないのなら、自ら進んでやってみようと腹をくくったのです。

こういう仕事ですから、亡くなられた方やそのご家族の人間模様も多く見てきました。
中には私の対応に心から喜んでくださり、感謝されることもありました。

そんなことから私は、残されたご家族、見送る側の気持ちになって出来る限り精一杯の対応をさせていただきたい、その一心で勤めておりました。
しかし、どうしても許せないことがこの会社で起こっていたのです。
あまりに酷い言葉なのでとても書けませんが、亡くなった方を冒涜するような言葉です。
こんな気持ちでご遺族様と話ができるはずもありません。
数年間この会社で勤めましたが、このことがどうしても許すことが出来ず、自ら退社してご葬儀の武者修行に各地に飛び回りました。
大阪、奈良、和歌山、兵庫、京都、滋賀、岩手(花巻）などなど。
その地域によるしきたりや葬儀の流れ、ご遺族様の気持ちを学べました。
私が常々思うことは、「ご葬儀は２度と出来ないその方の人生を振り返る祭り」だ、ということです。

私から言わせれば、大きな会社では売り上げ優先の流れ作業のようなもの。
亡くなられた方のお気持ちや、残されたご家族のお気持ちなどまったく汲んでいないも同然です。

元来私は職人気質とでも言うのでしょうか？
そういう心のこもらない流れ作業でこの「祭り」を進めることは出来ません。
人生最後の祭りですので、ていねいに扱い天国へ送ってあげたいものです。

私の座右の銘は「ご葬儀は一生勉強です」

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ご葬儀・供花・寝台車兆香
ちょうこう

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兆香（大阪相互葬祭）

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